デザイナー、ユベール・ド・ジバンシーは名家の出身で、数々のメゾンにて経験を積んできました。

1951年、ユベール・ド・ジバンシーはコレクションの発表を行いました。
彼の才能や感性は、高く評価され「モードの神童」と呼ばれます。
その後、1952年、ユベール・ド・ジバンシーは、自身の名を冠するGIVENCHY社を設立します。

1954年には、往年の大女優、オードリー・ヘップバーンが主演した映画
『麗しのサブリナ』の衣装製作を手掛けました。
その後も、オードリー・ヘップバーン作品の衣装製作に携わっています。

1955年には、「自由なライン」と呼ばれる先進的なデザインを提案し、一躍話題となりました。
翌年の1956年には、レディース向けのラインである
「GIVENCHY UNIVERSITY(ジバンシー ユニバーシティ)」の展開を開始します。
1962年には、現在では、GIVENCHYの定番アイテムとなっている「香水」が発表されます。
1970年代に入ると、男性向けアイテムを強化し、男性用の化粧品や、男性向けラインである
「GENTLEMAN GIVENCHY」などを開始しました。

創立以来デザイナーとして携わり、数々の功績を残してきたユベール・ド・ジバンシーは、
1995年に身を引きました。
ユベール・ド・ジバンシー氏が離れた後は、ジョン・ガリアーノや、アレキサンダー・マックイーンなどの
デザイナーが、参加しています。

GIVENCHYは、先述したオードリー・ヘップバーンを始め、多数のセレブや著名人を魅了し続けてきました。
栄光に彩られた、確かな伝統を誇るGIVENCHYは、洗練されたデザインを生み出す高級ブランドとして、
幅広い人たちに知られています。