A BATHING APEアベイシングエイプ
A BATHING APE(ア ベイシング エイプ)は、日本国内を拠点に活動するブランドです。1993年に、日本人デザイナーであるNIGO(本名:長尾智明)によって開始されました。
APEという名の通り、ブランドのロゴマークには猿の絵があしらわれています。猿を起用した理由は、NIGO氏が『猿の惑星』のファンであったためです。
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デザイナーのNIGO氏は、同じく文化服装学院出身で、「UNDER COVER(アンダーカバー)」のデザイナーでもある高橋盾とも交流があります。
A BATHING APEを手掛ける前には、ショップ「NOWHERE(ノーウェア)」にて共同で活動を行っていた経験もあります。
その後、NIGOはA BATHING APEとしてブランド展開を始めました。
当初は、『猿の惑星』に、インスピレーションを得ているような製品が多くなっていましたが、現在では、「ストリート系ファッション」や「裏原宿系」と呼ばれるようなジャンルにおける、日本国内を代表するブランドとして有名です。
また、NIGOは、音楽アーティストとも交友があるため、各ミュージシャンの衣服デザインを手がけたことでも知られています。
こうした経緯によって、現在では、日本のみならず海外でもストリート系ファッションの代表格として知られるまでになりました。
2013年になって、NIGO氏は、A BATHING APEを離れ、2014年より別のブランドに参加しています。
A BATHING APEは、ファッションブランドの枠を超えて、多方面の分野とのコラボを行っていることでも有名です。そのほかにも、海外との交流も活発に行ってきました。
NIGO氏のこうしたマルチな活動によって、A BATHING APEは、ストリート系ファッションブランドの発展に貢献したと同時に、他の様々な業界にも貢献してきたと言えるでしょう。